対談本:ゲゲゲのゲーテ

タイトル:ゲゲゲのゲーテ

出版社:双葉社
著作:水木しげる(水木プロダクション)
定価:本体830円+税
形態:電子ブック(Google Book)


感想)

ページ数が些か少ない感じですが私としては満足度は高かった。発売時のインタビュー記事からずっと気になっていたのですが(水木しげる、最後のインタビュー「生死について、人間について、自分が抱えていた疑問に答えてくれたのは、ゲーテの言葉だった」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47443)、2016年の1月なので実に2年w この間はトラブルがあって本を読めなかったものですから。そうした場合、まず忘れちゃうのですが、コレは忘れませんでした。水木さんとゲーテって全く結びつかなかったのですが、(アニメと漫画しか知らず、それまで連ドラとか一切観てないので)だからこそ彼の漫画は深かったのかと納得。

偶然、私はtwitterのbotでゲーテの名言を2アカウントほどフォローしており、ずーっと読み続け、非常に興味を持ち、記録にかなりとっているぐらいでしたので、この記事を見かけた時は「あ!」と引っかかるものがありました。

水木さんとゲーテの言葉は共に「あーそうか、あーなるほど」と思うことが多く、今後の人生の道標が出来た安心感です。今度、水木さんがバイブルとした「ゲーテとの対話」でしたか、あれを購入し読みたいと思ってます。私もシラーやニーチェは「なるほどな!」(特にニーチェ)と思いながらも追っているうちにどうも飽いてしまっている自分がおり不思議に思っていましたが、水木さんの言う言葉は「あー!わかる!!」と感じました。

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